gfservice-agent は、gfservice の エージェントです。 gfservice を用いて操作したいホストすべてに、この エージェントをインストールする必要があります。 gfservice と異なり、設定ファイルは読み込みません。
gfservice-agent は、ユーザが直接実行することを意図 して作成されたものではありません。 日常の利用では、SSH と Sudo を介して gfservice コマンド によって実行されるだけです。
ホスト ID 引数は gfservice のものと同じですが、 gfservice-agent ではホスト ID をホストの種別 ("gfmd", "gfsd", "client" のいずれか) を区別するため、および デバッグメッセージのためにしか使っていません。
gfservice-agent のサブコマンド名は
gfservice のものに似ていますが、引数は異なります。
たとえば、gfservice-agent の unmount
サブコマンドは、
「directory
=ディレクトリ
」
という引数をとります。
gfservice-agent client3 unmount directory=/somewhere
これに対して、gfservice では、
「ディレクトリ
」という引数をとります。
gfservice unmount client3 /somewhere
gfservice-agent の引数はほとんどすべて、「キー=値」 という形になっています。 複数の引数をとる場合、引数の順序は任意です。 gfservice-agent は、未知のキーを無視します。
gfservice-agent は現在のところ、次のサブコマンドを 認識します。
param
=パラメタ名
config-gfarm-options
=オプション
「config-gfarm -T」コマンドを実行して、
「パラメタ名
」の値を標準出力に出力します。
引数「param
=パラメタ名
」
が省略された場合は、「config-gfarm -T」コマンドの
結果すべてを出力します。
param
=パラメタ名
config-gfsd-options
=オプション
「config-gfsd -T」コマンドを実行して、
「パラメタ名
」の値を標準出力に
出力します。
引数「param
=パラメタ名
」
が省略された場合は、「config-gfsd -T」コマンドの
結果すべてを出力します。
config-gfarm-options
=オプション
バックエンドデータベースが動作中であれば、終了コード 0 で終了します。 それ以外の場合は、1 で終了します。
config-gfarm-options
=オプション
gfmd が動作中であれば、終了コード 0 で終了します。 それ以外の場合は、1 で終了します。
config-gfsd-options
=オプション
gfsd が動作中であれば、終了コード 0 で終了します。 それ以外の場合は、1 で終了します。
config-gfarm-options
=オプション
timeout
=時間
バックエンドデータベースが実行中でなければ、実行を開始します。
config-gfarm-options
=オプション
timeout
=時間
gfmd が実行中でなければ、実行を開始します。
config-gfsd-options
=オプション
timeout
=時間
gfsd が実行中でなければ、実行を開始します。
config-gfarm-options
=オプション
「config-gfarm」コマンドを実行します。
config-gfarm-options
=オプション
「config-gfarm -r
」コマンドを実行
します。
config-gfsd-options
=オプション
「config-gfsd」コマンドを実行します。
config-gfarm-options
=オプション
stop-gfarm サブコマンドを実行して、その後 gfmd と バックエンドデータベースが作成したファイルやディレクトリをすべて削除します。
config-gfsd-options
=オプション
サブコマンド stop-gfsd を実行し、その後 gfsd が作成した ファイルやディレクトリをすべて削除します。
config-gfsd-options
=オプション
gfarm2.conf
ファイルと共有秘密鍵ファイルを削除します。
config-gfarm-options
=オプション
gfmd をスレーブからマスターへ昇格させます。
config-gfarm-options
=オプション
サブコマンド promote の別名です。
directory
=ディレクトリ
options
=オプション
Gfarm2 ファイルシステムを「ディレクトリ
」に
マウントします。
directory
=ディレクトリ
「ディレクトリ
」にマウントされた Gfarm2
ファイルシステムをアンマウントします。
directory
=ディレクトリ
サブコマンド unmount の別名です。
directive
=設定名称
value
=値
gfmd.conf
ファイルに、
設定名称
値
という行を追加します。
directive
=設定名称
value
=値
gfarm2.conf
ファイルに、
設定名称
値
という行を追加します。
directive
=設定名称
value
=値
gfsd.conf
ファイルに、
設定名称
値
という行を追加します。
directive
=設定名称
「設定名称
」行を gfmd.conf
ファイルから削除します。
directive
=設定名称
「設定名称
」行を gfarm.conf
ファイルから削除します。
directive
=設定名称
「設定名称
」行を gfsd.conf
ファイルから削除します。
バックエンドデータベースのバックアップを行い、バックアップデータを標準出力 へ出力します。
gfmd.conf
ファイルを標準出力に出力します。
gfarm2.conf
ファイルを標準出力に出力します。
gfsd.conf
ファイルを標準出力に出力します。
usermap
ファイルを標準出力に出力します。
$HOME/.gfarm_shared_key
ファイルを標準出力に
出力します。
バックエンドデータベースをリストアします。 バックアップデータは、標準入力から読み込みます。
gfmd.conf
ファイルをリストアします。
バックアップデータは、標準入力から読み込みます。
gfarm2.conf
ファイルをリストアします。
バックアップデータは、標準入力から読み込みます。
gfsd.conf
ファイルをリストアします。
バックアップデータは、標準入力から読み込みます。
usermap
ファイルをリストアします。
バックアップデータは、標準入力から読み込みます。
$HOME/.gfarm_shared_key
ファイルをリストアします。
バックアップデータは、標準入力から読み込みます。
cmd
=コマンド名
args
="コマンドの引数 ...
"
Gfarm コマンドを実行します。
args
="コマンドの引数 ...
"
grid-proxy-init コマンドを実行します。