ファイルをフラグメント単位でアクセスすることを指定します。
新規作成したファイルの場合、必ず引数 fragment_number にフラグメント の総数を指定する必要があります。この値は、この並列ファイルを開く全て のノードで、同じ値でなくてはなりません。既存のファイルの場合には、 ここに GFARM_FILE_DONTCARE と書けば、指定を省略できます。もし もし実際と異なる数を指定した場合には、この関数はエラーで失敗します。
引数 fragment_index には、 アクセスするフラグメントの番号を指定します。
引数 host は、アクセスしたいホストを明示的に指定したい時に利用します。 指定が不要なら NULL を渡せば省略できます。
引数 flag には、 GFARM_FILE_SEQUENTIAL 、 GFARM_FILE_REPLICATE 、 GFARM_FILE_NOT_REPLICATE の論理和が指定できます。 これらは、下記を意味します。
このフラグメントに関してはシーケンシャル・アクセスのみを行なうこと を示します。
あらかじめ、ローカル・ノードにレプリカを用意してからアクセスすることを 指定します。GFARM_FILE_NOT_REPLICATE とは排他的なオプションです。
既にレプリカがある場合を除き、このノードにレプリカを用意しないこと を指定します。GFARM_FILE_REPLICATE とは排他的なオプションです。
この関数を呼ばない状態では、Gfarm ファイルは global view 状態となっており、全てのフラグメントが結合された単一ファイルに見えます。
正常終了を示します。
メモリ不足のため処理を中止しました。
指定したパス名が、フラグメント化ファイルではありません。
指定したフラグメント総数が、不適切です。
関数引数が不適切です。たとえば、ファイルの新規作成時に、 フラグメント総数として GFARM_FILE_DONTCARE を指定すると、このエラーが生じます。
上記以外のエラーが生じたことを示します。